pianissimo

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カテゴリ:本( 1 )
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2006年 03月 05日 |
知人の演奏会を聴きに行くためにちょっぴり遠出して、
車で通りがかったまだまだ雪深い山間部の、
森の入り口のような景色を見つけて降りてみると、
ふたつの動物の足跡が仲良く並行して奥のほうまで続いていました。
まるで絵本の、あるはれたひに のよう。

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あらしのよるに の2作目で、原作はもちろん英語訳版もお気に入り。
ある嵐の夜に、洞窟に逃げこんだオオカミとヤギ。
真っ暗闇の中で、自分以外のものの気配を感じた安心感、
吹き荒れる風や雷に怯えて、声だけを頼りに寄り添う2匹。
お互いの正体も知らぬまま、怖いという感情を通わせ親しみを持つ。
嵐が過ぎ去り、顔も知らず姿も知らず、ただただ声を通して感じるフィーリングのみで
また会おう と約束。
夜が眠り朝が目覚め、昼明かりの光の中で 2匹は再会する。
聞き覚えのある声に、予想だにしなかったお互いの姿。
戸惑いと驚きを隠しながら、それでも昨晩感じた気持ちを大切に、ピクニックに出かける。
ドキドキしながら それでもなんだか嬉しくて。

2匹の距離感が、微妙な緊張感とほのぼの感で描かれていて、
内面の心のリズムまで伝わってきて、
大人こそ楽しめる絵本だなって感じます。
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by rina.o | 2006-03-05 16:17 | |
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